Architecture / Interior design
Residence project in Nakano
東京近郊へ展開していくマンションブランドのフラグシップとしての建築・空間デザインを計画している。ブランドの展開を見据えたコンセプトワークを通じ、同じ英単語で表現される2つの意味を空間に反映させている。一つは「自然」を感じられる空間であること。バイオフィリックデザイン* を採用し、居室内部においては窓面を高く設計したメゾネットの居住空間を計画。室内への日の入りがよく、光を浴びながら過ごすことで心身ともに健康的な生活を送ることができる。共有部や外観には植物を計画し、建築物としても街に美しく存在するものであることを意識している。
また2つめに、「本質的な空間」をテーマに掲げている。本質とは、時間が経っても変わらない価値を提供すること。これから長い期間をかけ、その街に根付く建築として、デザインが良いだけでなく、コンセプトに紐づくデザインに意味があること、汎用性がある共通認識のもとで展開していく必要があると考えた。建物外観や内装のマテリアル・構成要素の一つ一つの選択における共通概念として、本質的なデザインであることを追求している。
これから長く時を経ても変わらない価値のある建築となることを願ってプロジェクトを展開している。
*バイオフィリックデザイン / 人間は本能的に自然を好む感性(バイオフィリア)を持っ ているという考えに基づき、人工的な環境下で緑など自然の要素を取り入れる設計手法。












Project details
-
Location / Area
Tokyo, Nakano-ku / 2,119㎡ (延床面積)
-
Date of Completion
-
Design
Interior design / I I L S. Inc.
-
Management
-
-
Furniture / Materials
-
-
Photographer
-