Interior design
Global Link Management 21F Expansion
不動産を通じて豊かな社会の実現を目指す株式会社グローバル・リンク・マネジメント。土地企画・開発・再生を通じて不動産の付加価値を創出し、国内外の投資家へ不動産ソリューションを提供している。JR渋谷駅直結の複合施設「渋谷マークシティ」オフィス棟21階に本社を構える。
2024年2月には、子会社設立に伴い、同ビル23階にラウンジスペースを新設。社員が集中して業務に取り組む場や、リフレッシュできる場として活用されている。
今回手がけたのは、本社オフィスと同じ21階フロアの増床プロジェクト。来客対応を行う会議室や打ち合わせや休憩など多用途に活用できるラウンジスペース、カフェカウンターを備え、社内外のコミュニケーションが自然と生まれる空間を計画。来訪者を迎える場としての機能と、社員がゆったりと過ごせる居心地の良さを両立したオフィスを目指した。
増床区画は、来客対応と社内コミュニケーションの双方を担う、多目的なエリアとして計画した。
グローバル・リンク・マネジメントは、グループ理念に「投資により未来価値を創出する」を掲げている。この理念のもと、地球環境や未来との「つながり」を意識し、従来の不動産事業にDX事業を加えた経済・社会活動を支える事業領域において、人と事業に積極的な投資を行うことで、環境・社会における持続可能な価値を創出し、豊かな未来を実現することを目指している。
そこで、今回の計画では、一つの象徴的な主役を設けるのではなく、会議室、ラウンジ、カフェなど、それぞれ異なる役割を持つ場所が自然につながる「フィールド」として空間を構成した。
空間全体は、木や石など自然から派生するマテリアルをベースに、植栽を各所に配置することで、街を歩くような景観を演出している。用途ごとに家具の種類を変えながらも、素材や色味に統一感を持たせることで、各エリアが緩やかにつながる一体感のある空間とした。また、各所に配した照明は、それぞれが街に灯る明かりのように、多様な居場所を照らすことを意図している。
エントランスは左右に分かれ、奥の通路を介して回遊できるレイアウトとしている。左側は主に来客を迎えるエリアとし、人数に合わせて規模を選べる会議室を配置。ガラス間仕切りとカーテンを採用し、開放感を保ちながら必要に応じてプライバシーを確保できる構成とした。
一方、右奥から入室できるラウンジエリアには、カフェカウンターやファミレスブース、ソファなど、多様な家具を点在させた。それぞれが異なる役割を持ちながらも、用途や気分に応じて自由に選択・行き来できる環境をつくることで、多様な働き方や偶発的なコミュニケーションを促している。
左右に分かれた会議室エリアとラウンジエリアは、通路を介して内部でつながっている。会議室とラウンジが独立した機能として存在するのではなく、人の流れが交わることで、新たな交流が生まれる環境を目指した。カフェカウンターや植栽を配したソファ、ファミレスブースなど、それぞれに異なる役割を持たせながら、各機能を丁寧に造り上げることで、多様な居場所が緩やかにつながる空間を構成している。
一つ一つの空間が相互に価値を高め合う構成は、多様なアセットを一体的に捉え、新たな価値を創出する同社の街づくりの思想を、空間体験として表現したものとして計画している。
Project details
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Location / Area
Tokyo, Shibuya-ku
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Date of Completion
2026.7
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Client
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Design
Interior design / I I L S. Inc.
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Photographer
Yoko Okada