Interior design
from office
投資不動産用地の仕入れから建築、入居者管理までワンストップで不動産プロデュースを手がける株式会社FROMの本社オフィス改装プロジェクト。
大切にしたのは、圧迫感を感じない、居心地の良さを生み出すこと。
配慮した圧迫感とは、人が対面する場面で目の前で指を刺されるようなこと。空間においても同じように考える事ができると思っている。実現したい事は要件を満たしながら空間の余白を計画的に生み出すこと。空間においての圧迫感は広さに対して配置する要素が過多の場合、または空間との形状が合わない場合に起こりやすい。限られたスペースの中で人の導線、家具の配置、植物など、必要な要件を配置し、その上で人との距離感、居心地の良さを感じる「余白」をどのようにバランス良く計画するかが重要であると考えている。
圧迫感を無くすためにエントランスから奥まで抜ける導線上で人と壁が真正面に向き合わないように計画したいと考えた。正面の壁や通路の導線を抜けるまでの全ての壁を斜に計画していくと、結果的に会議室は8角形となり、天井も斜めの形状となった。
整えられた、きれいな空間だけでは居心地の良さまでは実現しない。植栽やクッション、書籍など生活感をほどよく演出することも大切だと改めて感じた案件となった。
 
          
          
        
       
          
          
        
       
          
          
        
       
          
          
        
       
          
          
        
       
          
          
        
       
          
          
        
       
          
          
        
       
          
          
        
       
          
          
        
       
          
          
        
       
          
          
        
       
          
          
        
       
          
          
        
       
          
          
        
       
          
          
        
       
          
          
        
       
          
          
        
      Project details
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        Location / AreaTokyo, Setagaya-ku / 73.35㎡ 
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        Date of Completion2021.11 
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        DesignInterior design / I I L S. Inc. 
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        ManagementProject management / IILS Inc. 
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        Furniture / Materials / GreenOriginal 
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        PhotographerYoko Okada 
 
                        